共働きをしている人にとって、子供の預け先は悩ましいものです。待機児童の問題が叫ばれる中、もしも選べる余裕があるのならば、保育所か幼稚園かで迷う親も多いことでしょう。
そんな中、子どもの先々の進路を見据えた教育熱心な親は、俄然として幼稚園へ通わせることを希望する人が多い傾向にあります。幼稚園は教育機関であるため、園に預けている時間内に幼児期に必要なさまざまな教育を受けられるというメリットがあるからです。もちろん、幼稚園ごとで導入しているメソッドや教育方針などは異なりますが、前提として学習し経験を積むということを視野に入れた教育がなされています。具体的には、英会話やリトミック、読み書きなど、実に幅広く学習できる機会が設けられており、早い段階から子どもの得意な分野を見極め、伸ばしてあげることができるのも幼稚園に通わせるメリットだと言えるでしょう。
ただし、幼稚園の場合は、基本的に保育時間が短いのがネックです。通常の学校と同様で、夏休みや冬休みといった長期の休みもあります。その場合、申請すれば時間外での預かりが可能ですが、別途、預かり料金が発生するため、予想していたよりも幼稚園代が高かったということもしばしばあります。また、イベントごとも多く、共働きをしている方にとっては休暇取得の必要性があるため、それが負担になってしまうこともあるかもしれません。
一方保育所は、保育時間は場所によって異なります。夜間保育に対応している保育所や、病児保育に対応する保育所、病気が完治した子供の保育を行う病後児保育所など、さまざまな種類があります。働く時間が何かと不規則な看護師は、保育所に子供を預けるケースが多いようです。